俺のうさぎちゃんが待ってる!」 アリス姿の男、警察の制止を振り切り穴へ
- ささくれ・Y・りこ

- 2025年12月23日
- 読了時間: 1分

――警察の必死の制止もよそに、彼は跳んだ
病院前で発生している道路陥没。
そのニュースが街を駆け巡る中、
現場に突如として現れた一人の男がいた。
青いワンピース。
白いエプロン。
しかし中身は・・・明らかに鍛え上げられた上半身。
不思議の国のアリスの衣装をまとった、がちむちボーイ。
現場に現れるや否や、彼は穴をのぞき込み、
「ここか……」と意味深につぶやいたという。
警察署長のかつ兄は即座に対応。
「危険です!生きて帰れません!」
「現実に戻ってください!撃ちますよ!」
と、テーザーガンで静止をうながした。
しかし、男は一歩も引かない。
むしろ目を輝かせ、穴の奥を見つめながらこう叫んだ。
「俺の……
俺のうさぎちゃんが、待ってるんだ!!!」
次の瞬間。ためらいは、なかった。
男はスカートを翻し、迷いなく、勢いよく、
陥没穴へとダイブ。
現場は一時、事故現場なのか舞台なのか分からない空気に包まれ、署長のかつ兄はただ一言、こう漏らしたという。
「…彼は、帰ってくると信じたい」
なお、
・うさぎの所在
・男の行方
・理性の行方
いずれも現在確認中とのこと。
警察は改めて、
「陥没穴には近づかないでください。
衣装を着ていても、世界線は変わりません」
と注意を呼びかけている。

